みことばの種

17/1 激しい流れ

 

 

詩篇126:4

「主よ。ネゲブの流れのように、私たちの繁栄を元どおりにしてください。」

 

神の民による回復のための祈りです。あなたがネゲブを良く知っておられるなら、その描写は鮮明に思い浮かぶでしょう。「流れ」と訳されている語はアラビア語では「ワディ」です。「ワディ」は、おもに中東で見られる特別なものです。それは、一年の大半は干上がっている川底のことです。そこに水の流れを見ることはできますが、数日間雨が降らないと、干上がり、水の流れがあったという痕跡しか見られません。

神の民は、この祈りの中で、自分たちがイスラエル南部の荒野のネゲブの干上がった川底に例えています。しかし、彼らの祈りは、神が彼らをネゲブの流れのように回復してくださるというものです。ネゲブに特定の雨季が訪れるとその流れは豊かになり、数時間のうちに、干上がった川底はあふれ、すべてを押し流すほどの激しい流れに変わります。時には橋をも押し流し、車も押し流し、深刻な事故を起こすことさえあるのです。ほんの数時間前までは何もなく、埃と乾いた砂であったところが激しい流れとなります。

そして、啓示を受けた彼らの祈りは、自分たちが水の痕跡がほとんどない、渇いた埃っぽいネゲブの流れのような神の民のところへ突然神が来られ、それまでのすべての障害を押し流してくださる激しい流れのように神の霊の流れを送ってくださり、回復してくださいという祈りです。